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フランスのアルルシュルテックにて②

社長の中村です 鉄の彫刻をしています。
今日、明日で完成させなければいけません。
明日の午前中いっぱいでアルルを離れてバルセロナへ向かい帰国しなければいけないので正しくは明日の午前中まですが完成するのでしょうか?
 
こちらに来て毎回思うのは、歴史的な背景や生活様式から石と鉄の文化がヨーロッパに根付いているので、こちらの方は大きな鋼材もまったく違和感なく鍛造します。
紙と木の文化がベースの日本人はあの大きなサイズの鋼材を「さ~叩くぞ」と言われてもDNAの中で一瞬拒否反応を起こしているような気がします。
 
しかし今回、彫刻を教えていただき、あの太い腕と大きな体は力強くハンマーをふるうためだけのものではなく、ハンマーの重量を適正な力に変え繊細にコントロールするためのものだということが良くわかりました。
職人さんは仕事と筋トレしましょう!
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